セロ弾きのゴーシュ
活動写真館でセロを弾くゴーシュは、下手なので楽長に叱られてばかり。
そんなゴーシュのもとに、毎晩、猫やカッコウ、タヌキにネズミが訪ねてきて、
セロを弾くようおねだりします。
やがて迎えた音楽会、アンコールで楽長はゴーシュに独演を命じ、
とまどうゴーシュを仲間が無理矢理舞台に立たせます。
「どこまで人を馬鹿にするんだ」。やけになって「印度の虎狩り」という
おかしな曲を演奏したゴーシュに、会場は静まりかえり、
楽長やみんなの態度も、いつもとガラッと変わっていました。
朗読CD付き、20ページミニ絵本
定価2,200円(2,000円+税)