山猫博士・佐藤国男が描く宮沢賢治の世界 朗読CD付きミニ絵本でお楽しみください

虔十公園林

子供たちからも、ばかだ、ばかだとおかしな目で見られていた虔十は
一生に一度だけ頼み事をした。母さんに、杉苗七百本買ってほしいと。
虔十の植えた杉は、子供の集まる林になった。
虔十は一生に一度だけ反抗した。意地の悪い平二に、杉の林を伐れと言われて。
虔十も平二も、ほどなくチブスで亡くなった。
さて二十年後、虔十の杉林は……。
  
朗読CD付き、16ページミニ絵本
定価2,200円(2,000円+税)
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注文の多い料理店

1924(大正13)年、賢治が生前に唯一出版した童話集の表題作品。
都会から来た金持ちの若者二人が、狩りの途中、奥深い山道で道に迷います。
お腹をすかした二人の前に、瀟洒な西洋料理店が突如出現。
喜び勇んで入店しますが、オーナーである山猫の親分に、
さんざん注文をつけられた揚げ句、 逆に食べられそうになります。
さて、その結末は……
  
朗読CD付き、16ページミニ絵本
定価2,200円(2,000円+税)
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セロ弾きのゴーシュ

活動写真館でセロを弾くゴーシュは、下手なので楽長に叱られてばかり。
そんなゴーシュのもとに、毎晩、猫やカッコウ、タヌキにネズミが訪ねてきて、
セロを弾くようおねだりします。
やがて迎えた音楽会、アンコールで楽長はゴーシュに独演を命じ、
とまどうゴーシュを仲間が無理矢理舞台に立たせます。
「どこまで人を馬鹿にするんだ」。やけになって「印度の虎狩り」という
おかしな曲を演奏したゴーシュに、会場は静まりかえり、
楽長やみんなの態度も、いつもとガラッと変わっていました。
  
朗読CD付き、20ページミニ絵本
定価2,200円(2,000円+税)
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賢治童話の木版画家であると同時に、縄文研究家の顔をもつ、佐藤国男の縄文本

タマと博士の縄文講座 土器と土偶の謎を解く

縄文に興味津々という猫の生徒「タマ」の質問に「博士」が答える、
縄文文化の入門書。
土器・土偶の文様や造形の意味、そこに込められた縄文人の心、
縄文と世界の古代文化とのつながりなど、
既存の考古学が立ち入らなかった領域について、
民俗学や甲骨文字研究の知見も盛り込んで、わかりやすく説明します。
  
B5判オールカラー 本文144ページ
定価1,572円(1,429円+税)
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妄想か、大発見か… 亀ヶ岡土器には甲骨文字が刻まれていた

縄文人が土器に刻み続けた縄目文様、それは蛇を意味していた。
亀ヶ岡土器には、殷伝来の甲骨文字が刻まれていた。
絵心をもつ縄文研究家が、縄文人の心を読み解いた、驚きの縄文図説。
  
B5判オールカラー 本文76ページ
定価1,426円(1,296円+税)
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